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住まいの印象を大きく変える“細かな納まり”
2026.06.26 まめ知識
こんにちは!スタッフのAmiです。
家づくりでは間取りや設備、床材やクロスの色などに目が向きがちですが、注文住宅の魅力は細かな部分まで自分たちの好みに合わせて選べることです。
実は幅木や階段、窓枠、建具枠といった細部にもさまざまな選択肢があり、その違いによって空間の見え方や印象は大きく変わります。
「なんだかおしゃれに見える家」と「なぜか少し野暮ったく見える家」。
その違いは幅木や窓枠、建具枠などの「細かな納まり」に隠れていることがあります。
今回は住まいのデザインをワンランク引き上げるための細かなポイントをご紹介します。
①幅木
幅木とは壁と床をつなぐ部分に取りつけるもので、壁を保護するという役割と床と壁の取り合いをするという役割があります。
通常の幅木の高さは60㎜ですが、池内工務店では標準仕様で30㎜の幅木を採用しています。30㎜であれば壁がすっきりと見え、スタイリッシュな印象になります。壁が連続して見える分、天井が高く見える効果もあります。以前は60㎜の幅木が一般的でしたが、近年はすっきりとしたデザインが好まれる傾向にあり、30㎜の幅木の採用が増えました。

近年では、Panasonicからフロート幅木というボードを幅木に載せる構造の幅木も登場しました。壁面が浮いているように見えるため、空間を広く見せることができます。床面との接合部は5㎜程度壁面に埋め込まれるような構造で、高さは13㎜程度あるため、フローリングワイパーでの掃除は可能となっています。
カラーについてはホワイト、グレー、ブラック、木目なども選べます。幅木のカラーを選ぶときは、床→幅木→壁の順に明るくすると馴染みやすくなります。幅木は床のカラーに寄せると温かい印象に、壁のカラーに合わせると洗練されたスタイリッシュな印象になります。

また、幅木は掃除機などで当たってしまう部分でもあるため、耐久性を求められます。金属製の幅木であれば耐久性が高いことに加えて、シルバーでデザイン性の高いものが多いため、人気が高くなっています。こちらはmiratapの幅木です。
②階段の納まり

階段の納まりには側板納まりと幅木納まりがあります。
側板納まりとはこのように階段の勾配に沿って一直線に側板が通ります。側板納まりでは斜めに一直線の線が入るため、視線が上階に導かれやすく、空間に奥行きを感じやすくなります。また、角が少ないため埃が溜まりにくく掃除がしやすいのも魅力です。
幅木納まりとはこのように段板や蹴り込み板に合わせて側板が階段状に通ります。幅木納まりでは水平や垂直な線が多くなるため、階段に視線が向きやすくなります。そのため、階段そのもののデザインを際立たせたい方におすすめです。
③窓枠の有無
窓枠とはこのような室内側から見える窓廻りの見切り材のことで、クロスの仕上がりをきれいにする役割や、窓廻りの結露からクロスを守り、カビの発生を防ぐ役割もあります。
すっきりとした家にしたければ窓枠をなくすか、窓枠を壁の色と近い色にするとよいでしょう。窓の外の景色を強調したい場合は、壁の色と異なる色を選ぶのがおすすめです、窓の外の景色が額縁に収められた作品のように見え、窓が空間のアクセントになります。



④建具枠の種類

建具枠とは建具の周りの枠のことで、建具の開閉を支えたり、壁を保護する役割をしています。建具枠には固定枠とケーシング枠があります。固定枠は壁に対して一枚の板がついており、そこに建具が取り付けられているものです。正面から見ると、扉の周りに1つの枠が見えます。ケーシング枠は固定枠の上から化粧枠(ケーシング)を取り付けたものです。正面から見ると、扉の周りに2つの枠が見えます。
建具の周りに線が多くなるほど、その建具に目が行きやすくなるものです。つまり、建具を空間になじませたい場合は固定枠、建具のデザインをアクセントとして見せたい場合はケーシング枠がおすすめです。特にヨーロピアンテイストのインテリアではケーシング枠を取り入れることで建具に立体感が生まれ、上品でクラシカルな印象に仕上がります。近年は建具を空間になじませるために固定枠を採用するケースが増えています。

一般的に、正面から扉を見たときの建具枠の幅(見付け幅)は25~30㎜程度ありますが、スマート枠(15㎜)や、薄見付枠(7㎜)などといった、枠の幅を小さくすることで、よりスタイリッシュに見せることができる枠も人気が出ています。
幅木や窓枠、建具枠などは一見すると小さな違いですが、積み重なることで空間全体の印象は大きく変わります。
「すっきり見せたい」「素材感を引き立てたい」「空間にアクセントを作りたい」などご希望に合わせて細かな納まりまでご提案できるのも注文住宅の魅力です。
池内工務店ではお客様らしい住まいづくりを細部まで一緒に考えていきます。ぜひお気軽にご相談ください。

