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基礎工事の種類や基礎工事に使われるコンクリートの特徴について解説
2023.12.22 まめ知識
新築時の基礎工事とは、簡単に言うと、家の土台工事の事です🙂
この家の土台が曖昧だと、地震などの揺れで建物の崩壊に繋がったり、液状化現象が起こる恐れもあります💧
家の強度に関わる大事な部分ですが、マイホームを建てる際に基礎工事の事をじっくり考える方は意外と少ないのではないでしょうか🤔?
家が建ってしまってからでは確認できない場所‥
家を建てる前に基本的な事はおさえておくべきだと思うので、今回は、基礎工事について一度触れておこうと思います😌
地震発生の多い日本‥
家の重さを支え、地震による揺れに強い基礎造り!とても重要☝なポイントです。
基礎工事には「ベタ基礎」「布基礎」の2種類がありますが、どちらが地震に強いのでしょうか?
ベタ基礎とは立ち上がっている部分と床一面を鉄筋を入れたコンクリートで一体化し、底一面で建物の重みを支えます。
布基礎は、地面に逆T字型にコンクリートを打ち込み基礎にする方法です。
簡単に言うとベタ基礎は面で建物を支え、布基礎は点で建物を支えるイメージ☝
耐震性を考えると、面全体で建物を支えるベタ基礎の方が荷重を分散できるため優れている言われます😌
ベタ基礎のメリットは他にも、湿気が建物に伝わりにくい事やシロアリによる被害が少ない事などが挙げられます。
ただし、床下全面に張った鉄筋と大量のコンクリートが必要なのでコストがかかります😓
また、寒冷地⛄では地面が凍結する場合があり、凍結すると土が膨張し土が持ち上がり基礎が歪む事があるので寒冷地には向いていないと言われています🙅
このように、耐震性が優れているから「ベタ基礎」が良い!と言うわけではありません。
建てる地域の気温などによっても変わってきます。
次に、基礎工事に使われるコンクリートですが、冬場のコンクリート打設は固まりにくいから避けた方が良いと言うお話を聞いた事はあるでしょうか?👂
コンクリートは温度が2度以下になると極端に固まるスピードが遅くなります。
最悪の場合、コンクリートが凍り、凍害を起こし必要な強度が出なくなってしまう事もあります😓
反対に外気温が高いと硬化の進行は早くなるのですが、最近の猛暑はコンクリートの進行がむしろ止まってしまうという事も判明してきています🤔
地域によって外気温は変わるので、その地域によって気温に応じた!強度補正を行う必要があるとされています。
今回は基礎の種類やコンクリートの特徴についてお話しさせていただきました。
基礎工事は家づくりにおいて一番☝大事な部分です。
工事が始まったらどんどん現場に足🏃を運びわからない事はどんどん聞いて下さい。
後悔しない家づくりを一緒に目指しましょう😊