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「残す」と「変える」の調和。異なるテイストをつなぐ店舗づくり。
2026.10.09 スタッフブログ
こんにちは、池内工務店スタッフのAmiです。
今回は、私が担当させていただいた、光明池の「LA Grace(ラ・グレース)」様の店舗改装についてご紹介します。
今回の工事は、もともと事務所スペースと打ち合わせスペースとして使用されていた2つのテナントの間仕切りを解体し、
ひとつの店舗につなげる改装工事でした。

こちらは事務所スペースと、打ち合わせスペースです。
今回の空間づくりで私が特に考えたのは「残す」と「変える」の調和です。
もともとの打ち合わせスペースには、畳の小上がりや障子があり、落ち着いた和の雰囲気がありました。
一方、これからオープンするのはガレットをメインにパスタなども楽しめるお店。
既存の空間をそのまま活かして和の雰囲気を強く残してしまうと、
ガレットのお店というより、和食店のような印象になってしまうのかもしれない。
だからといって、せっかくの和の空間を大きく変える必要はありません。
むしろ、この空間だからこそ出せる雰囲気もあります。
和の持つ親しみやすさがあるからこそ、気軽にガレットを楽しめるお店になる。
そこで、「和」の空間は残し、新しくする場所には「洋」の雰囲気を取り入れることにしました。
事務所スペースについては、床はフロアカーペットをすべて撤去し、フロアタイルに。
クロスも張り替え、造作カウンターを製作しました。
フロアタイルはお客様のご希望でストーン調に。
グレー系ではなく、既存の和の空間にも馴染みやすいベージュ系を選びました。
メインクロスはベージュ系の塗り壁調にし、カウンター下には石材のような雰囲気を感じるサンドストーン調のアクセントクロスを。
カウンターはウォールナット調、タイルはウォールナットの赤みやお客様の家具のオレンジと相性のいいネイビーにしました。
さらにタイルには細やかな和柄が入っており、既存の和の空間とのつながりも意識しています。

そして、内装や家具を考えるときにもうひとつ大切にしたのが、
「ここに来るお客様はどんな時間を過ごすのだろう」ということです。
ファミリーや友達同士でランチを楽しむ方々。
2人でゆっくり食事をする方々。
カウンターでひとり、カフェタイムを楽しむ方。
そして、今後始まる予定のディナーでは、仕事帰りに立ち寄ったり、デートで利用したりする方もいるかもしれません。
そんなお客様が、お店に入ったときに「なんだか落ち着く」と感じてもらえて、食事をしたあとは笑顔で帰ってもらえる。
そんな空間になってほしいと思いながら、家具や色を選びました。
家具については、お客様がお持ちのものを基本に、足りないものがあれば追加するという形でした。
今回、私からご提案したのは、カウンターチェアと2人用のテーブルです。
カウンター前には、オレンジやグリーン、ブラウンなど、カラフルなレザーチェアが並びます。
そこに合わせてカウンターチェアは同じレザー素材で、少し落ち着いたブラウンを選びました。
色味を抑えながらも、素材を揃えることで空間全体に統一感が出るようにしています。

2人用のテーブルはブラックのダクトレールやカウンターチェアの脚とつながるように、細めのブラック脚に。
足元をすっきりさせることで、空間に抜け感が出るようにしました。
テーブルの天板はカウンターなどとつながるダークブラウンに。

店舗づくりでは、ただ「おしゃれにする」「好きな雰囲気にする」だけではなく、
そこに来る人がどんな気持ちになって、どんな時間を過ごすのかまで想像することが大切だと思っています。
そして、限られた予算や空間の中で、もともとの良さを活かしながら理想の空間に近づけていくことも、私たちの仕事です。
「何を残して、何を変えるのか。」
「ここに来た人に、どんな時間を過ごしてもらいたいのか。」
そんなことを考えながら今回の「LA Grace」様の店舗をつくりました。
これからたくさんのお客様が、笑顔でガレットやお料理を楽しんでくださることを心から願っております。
池内工務店では店舗改装、店舗新築も承っております。
「何を残したらいい?」「このテナントで理想のお店をつくれる?」など、
店舗づくりについて気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

【店舗情報】
LA Grace(ラ・グレース)
住所:和泉市室堂町726-16 進化第15ビル 103号
営業時間:10時~18時
定休日:水曜日
駐車場:有

