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バリアフリーって快適さ?元理学療法士が考える家づくり

こんにちは!スタッフのAmiです。

先日、リフォームを検討中のお客様とショールームへ行きました。お客様は股関節に痛みがあるとのことで、キッチンの高さについて検討しました。

一般的には身長に合わせて高さを決めることが多いですが、今回は現在の姿勢や股関節への負担、ご家族様も使われることを考慮し、少し高めに設定しました。

実は、私は池内工務店で働く前は、理学療法士として病院で入院患者さんのリハビリをしていました。そこで、退院しても身体の負担が少なく、安全に生活できるように、その患者さんに合った手すりの位置や、椅子の高さなどのアドバイスもしていました。

 

バリアフリーって快適さ?

バリアフリーといえば

・段差解消

・車いすでも生活しやすい家

というイメージを持たれる方が多いと思います。しかし、実際は車いすに限らず、腰痛や肩こりなど身体に痛みがある方、家事中の身体の負担を減らしたい方、杖や歩行器を使用される方、将来の暮らしに不安がある方など、様々な方にとって大切な考え方なんです。そこで、皆さまに快適に暮らしていただけるよう、家づくりでできる小さな工夫をお伝えしていきます。

・段差

段差はない方が安心ですが、構造上どうしてもできてしまう場合は手すりをつけることや、段差小分けにするといった工夫ができます。

・廊下幅

一般的な廊下幅は75㎝ですが、車いすや歩行器を考えると80~90㎝程度あると安心です。また、トイレや洗面など方向転換が必要な場所はさらにゆとり(150㎝程度)があると使いやすくなります。

・手すり

I型手すり I-LINE ブラック(EP03419)|内装用建材の通販|ミラタップ(旧サンワカンパニー)

こちらはmiratapの手すりですが、最近では空間になじみやすい手すりも増えているので、手すりがインテリアの邪魔をすることも減ってきましたね。

手すりは後からでも、小さな工事でつけることは可能です。しかし、壁の下地がなければ、壁付けの手すりはつけることは難しくなります。そうなると置き型の手すりとなるため、壁付けよりも不安定になります。つまり、将来的に手すりをつける可能性がある場所(特にお風呂、トイレ、段差付近)にはあらかじめ壁下地を入れておくと安心です。

 

このあたりまでは知っている方が多いと思います。

 

・建具(ドア)

引戸であればその場で開閉が可能で、開き戸であれば前後への移動が必要になるため、引戸の方が安全になります。重たい荷物を持っていても開け閉めしやすいのもうれしいポイントですね。

・洗面台、キッチンの高さ

作業台の高さは高ければよいというものでもありません。身体のどの部分に負担をかけたくないのかによって、高さは変わります。一般的には「身長÷2+5㎝」と言われていますが、その方の手足の長さによっても変えることで腰痛や肩こりを軽減させます。

・床(フロア)

滑りにくい素材を選ぶことに加えて、カーペットを敷いたり、スリッパをはかなくても冷たくないよう、床暖房を採用することも重要となります。

・浴槽

浴槽内でしゃがむ動きというのは下半身や関節に大きな負担がかかります。浴槽内に座る場所を設けることで負担を和らげることができます。

また、浴槽のまたぐ高さを低くすることで、より安全にまたぎやすくなります。最近ではTOTOの浴槽がまたぎやすさに配慮されています。

ユニバーサルデザイン(サザナ・リモデルバスルーム) | 浴室・お風呂・ユニットバス | 商品情報 | TOTO株式会社

・トイレや椅子

トイレの高さは膝よりもお尻が少し上になる高さにすると立ち上がりやすくなります。

・取手

引き出しの取手などは、細いものよりも太く握りやすいものの方が手指の関節への負担を和らげます。

などなど、書き出せばきりがないのですが…

 

これから家を建てる、リフォームするお客様の中にはいろいろな年齢層の方がいます。どんな方であってもこれから建てる、リフォームする住まいなら長く、快適に住みたいはずです。人は年老いていくものです。だからこそ、年老いても快適に住める、そんな家づくりのお手伝いができればと思っております。

池内工務店ではその方の、その先の暮らしやお身体への負担も考えながらご提案しております。小さなことでもぜひお気軽にご相談ください。

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